こんにちは こんばんは ゆいです
最初にお礼をしたいと思います
以前公開したゲーミングノートの動画で、パーツの交換等の動画が100再生を突破しました!
ありがとうございます!
まさかそんなに見て頂けると思いませんでした...
しばらくは準備期間になってしまいますが、これからもよろしくお願いします
と、とりあえずのお礼でした(笑)
そんなゲーミングノートですが、以前から突然電源が落ちる問題が前からありまして、バッテリーが原因の可能性があったので、社外性ですが、交換して様子を見ましたが、ある程度回復しました
その後、まだ突然電源が落ちてしまい、スリープにすると、スリープにならず電源が落ちてしまいます
メモリを疑いましたが、電圧等が合わない場合は起動しなかったり、挙動がおかしくなるはずで、Windows標準のメモリテストを実施、BIOSでもチェック出来るので試しましたが、特にエラーは出ませんでした
色々調べたところ、スリープにならずに電源が落ちるのはIntel ME Driverが原因という情報を見つけました
Intelの公式サイトからドライバをダウンロードし、アップデートをしましたが、その後も変わらず...
そこで何気にイベントビューアを起動したところ、思わぬ事態に発展することになりました
ここから長い闘いが始まったのです...
と、かなり前置きが長くなりましたが、動画のアップ後、電源が落ちるトラブルがずっと続いていて、最近様子を見ていますが、トラブルがなくなったので、その過程なんかを記事にしたいと思います
散々調べて中々情報が得られなかったので、もし同じ症状の方がいましたら是非参考にしてみてください
以前のおさらいということで、まずは症状が出ているPCとスペックを紹介します
AQUOS Sense3_0005
型番:HP Pavilion Gaming Notebook 15-ak023tx
CPU:Intel Core i7 6700HQ @2.9GHz(ブースト時3.50GHz)4C/8T
RAM:DDR3L 16GB 8GBx2
SSD:Samsung 860EVO M.2SATA SSD 500GB
HDD:WD Blue 1TB(5400RPM)
GPU1:Intel HD530
GPU2:NVIDIA GeForce GTX950M(ブーストクロック:1124MHz)VRAM 4GB
こんな感じです
そして、症状ですが、イベントビューアを確認すると重大なトラブルを発見しました
スクリーンショット (1192)
こちらがイベントビューアのスクリーンショットで、このようにKernel-Power 41(通称KP41)が複数ありました
キャプチャ115
こちらが詳細情報の拡大版です
予期しないシャットダウンらしいです
隣の詳細タブでエラーコードが見れるみたいですが10進数で「0」以外だとMicrosoftの公式サイトから原因を特定できるようですが、まさかの「エラーコード0」で、原因不明とのことでした
KP41病について色々調べて分かったことですが
  • ドライバが古い(サウンドドライバやグラフィックドライバが多いらしい)
  • 電源ユニットの不具合
  • 電源プランで最高パフォーマンスに設定
  • メモリなどのハードウェアによる不具合(もしくは故障)
  • BIOSが古くなっている
  • 高速スタートアップが有効になっている
  • オーディオドライバの重複
などが多いらしいです
ドライバに関しては、可能性として高そうですが、電源ユニットはデスクトップPCで、ノートなのでACアダプターが壊れてるかも知れないと思いましたが、違うようです
とりあえず、ハードかソフトか原因を突き止めるため、自分の中では困った時のLinuxを使用し、動作確認をすることにしました
この記事ではLinuxの解説は割愛しますが、機会があれば動画やブログで紹介したいと思います
Linux専用PCも組みたいですし
と、私情を挟んでしまいましたが(笑)、Linux(今回使用したのはUbuntu20.04LTS)を使用して動作確認をします
何故Linuxを使用するのかと言いますと、ハードウェアの故障が無いか確認するためです
基本ソフトウェアであるWindows以外でも電源が落ちたりする症状が出るなら、ハードウェアの故障も考えられますが、Linuxを使用して動作確認を実施し、電源が落ちなければ、ハードウェアの故障は否定でき、Windowsだけ症状が出ていることになります
この方法を使用して検証しているサイトは無かったので、とても参考になると思います
DSC_7529
写真がこれしか無くて申し訳ないのですが、これはUbuntuの簡易的なシステム情報の写真です
USBフラッシュメモリから起動し、ライブ起動でも動作確認は出来ますが、念のためHDD側にインストールし、YouTubeで4K動画の再生、軽く調べたところ、標準でCPUに高負荷をかけるコマンドがあるようなので、両方実施し、スリープテストも行いました
特にトラブルは無く数時間動画の再生は出来ていましたし、高負荷テストも問題ありませんでした
スリープテストも問題なかったので、ハードウェアではなくWindowsの不具合ということが確定しました
一応Wi-Fiモジュールを交換していたので、純正のモジュールに交換しましたが、結局症状は出ていました(笑)
一度リカバリし、HPアシスタントから更新しようとしましたが、パーツを変えてるせいなのか、Windowsのバージョンが古いのか分かりませんが表示されませんでした(Windowsを最新バージョンにアップしましたが、やはり魔改造しているので表示されませんでした)
そこで使用したのが、Driver Boosterというソフトウェアです
このソフトウェアは無料でドライバを安全に更新できるソフトウェアです
このようなソフトウェアは怪しいのが多いですが、Driver Boosterは、Microsoftが定めている(?)WHQLという規格(?)に合格してるドライバのみサーバーから探すので、安心して使うことができます
基本的にWindowsのドライバはWHQLに適合していないと安定しません
たまに間違ったドライバもインストールされることもありますが、ユーザーが気を付ければ問題ないです
自分は数年前から使用しています
キャプチャ116
こちらがDriver Boosterのソフトウェアで、本来はインストール後に自動でスキャンされますが、ソフトウェアの紹介なので、この画面となっています
公式サイトから無料でダウンロード出来ます
特に、サウンドドライバ、ノートPCの場合バッテリーに関するドライバは注意が必要です
古いPCでこのソフトウェアを使用すると、今から約10年前のPCとかでサウンドドライバがAC97とかの時代で勝手にReal tekのドライバをインストールしてしまいます
当時はAC97はReal tekとアナログデバイセズの2種類あり、メーカーサイトからドライバを入手しないとReal tekのドライバがインストールされ、トラブルの原因になります
最近のPCなら気にしなくて大丈夫です
ですが、ノートPCの場合、バッテリーに関するドライバを標準からアップデートしてしまいます
「アップデートするんだから問題ないのでは?」と思う方もいるかも知れません
確かにアップデートするなら問題ありません
しかし、MicrosoftのSurfaceはご存じかと思いますが、Surfaceのバッテリードライバをインストールしてしまいます
なので、ノートPCで使用する場合はバッテリーのドライバは注意してください
このソフトウェアは、調べなくても、自動で探して更新できるという最大のメリットがあり、今回の場合、メーカーサイトに新しいドライバが無いということも気にせず更新できます
自動でセーブポイント(復元ポイント)をインストール前に作成しますので、万が一トラブルが発生したらロールバック出来ます
自動で再起動もチェックをすれば出来るので、更新を待ちながらお茶を飲んだり他のことも出来ます
無事に更新が完了し、ようやく直ったと思いましたが、再発してしまい、原因はディスプレイドライバ(Intel)の更新が必要でした
メーカー製PCは基本的にカスタムされてますので、通常のやり方でIntelのサイトからダウンロードしてインストールができないので、一度アンインストールし、Intelが提供しているドライバをインストールしました
最後に、懐かしく思う方もいると思いますが、FF14のベンチマークテストを行い長時間のループと、ノートPC(標準画質)とノートPC(高画質)を1回ずつ計測しました
スクリーンショット (1193)
ノートPC(最高品質)での計測です
結構動くんですね

スクリーンショット (1191)
続いてノートPC(標準品質)です
結構高いスコアを出していますね
まだまだ使えそうです
そして、ようやくKernel-Power41(KP41)病が直りました
ちなみに、高パフォーマンスにするとか、高速スタートアップは関係ありませんでした
他のサイトは適当で説得力があまりなく、適当に判断しているサイトが多い印象を受けたので、是非このサイトを参考にして頂けたらと思います
この内容なら説得力があると確信しています
同じ症状の方は是非参考にしてみてください
質問は、等記事のコメントか、Twitter:@oirin1056でも受け付けます
要望があれば早めに追加で記事を書こうと思います
ではでは